別の記事でくわしくご紹介しましたが、室内でずっと過ごすときでも、日焼け止めは必要です。
あ
油断していると、ある日鏡を見たときに「えっ……!?私の肌ってこんなだった?いやいやいや……え~……」となります…。(私も経験あります笑)
焼けたのに気づいてからでは遅いので、この記事では室内用におすすめの日焼け止めをご紹介しますね。
このページの目次
おすすめの基準
「基本的にはずっと室内で過ごすけど、ベランダに出たり、ちょっと買い物に出かけたりもする」という前提で、肌への負担の少なさを最優先しています。
具体的にいうと、
- 紫外線吸収剤不使用
- SPF/PAが高すぎない
- 落としやすい
それではさっそく、おすすめの日焼け止め3つをご紹介しますね。
室内用におすすめの日焼け止め
紫外線吸収剤は「絶対に入っていたらダメ」ではありませんが、普段使いには不向きです
日焼け止めには
- 紫外線吸収剤を使ったタイプ
- 紫外線散乱剤を使ったタイプ
そのため、肌に合わない場合をのぞいては、「紫外線吸収剤は絶対ダメ!」ではなく、時と場所によって使い分ける必要があります。
具体的にいうと、
普段使い、室内用⇒紫外線散乱剤を使ったタイプ
紫外線吸収剤のメリット・デメリット
- 肌の上で化学反応が起きて熱を出すので、肌の負担が大きい
- 肌に合わない人が多い
- 石鹸や洗顔料、場合によってはクレンジングが必要な商品が多い
- 日焼け止め効果が高い
紫外線散乱剤のメリット・デメリット
- 日焼け止め効果が低い
- 肌なじみが悪い・白浮きする商品が多い
- 肌にやさしい
「基本的には室内ですごすけど、ベランダやちょっとした買い物に出かけることもある」という場合は、紫外線散乱剤を使ったタイプがおすすめです。
このページの上の方のランキングでご紹介した日焼け止めは、すべて紫外線散乱剤を使ったタイプです。
SPF・PAって何?高い方がいいの?
SPF・PAは日焼け止め効果の目安ですが、最初に結論からご紹介しておくと、SPF・PAは高い方がいいと限りません。
時と場所に合わせて使い分ける必要があります。
一つずつ順番にご紹介しますね。
紫外線には3種類あります
紫外線には
UV-B:肌の表面までしか届かないが、日焼け・シミ・そばかすの原因になる。浴びてすぐに影響が出る
UV-C:地表には届かないので影響なし
SPFとは?
SPFとは、上でご紹介したUV-Bに対する効果の目安です。
2~50・50+(50以上)の数字で表されていて、大きいほど効果が高くなります。
ちなみに、”Sun Protection Factor”の略です。
PAとは?
PAとは、上でご紹介したUV-Aに対する効果の目安です。
+~++++の4段階で表されていて、+が多いほど効果が高くなります。
ちなみに、”Protection Grade of UVA”の略です。
高い方がいいとは限りません
日焼け止め効果だけを考えれば、「高い方がいいんでしょ?」は正解です。
でもSPF・PAが高ければ高いほど、肌への負担が大きくなります。
また、室内に届く紫外線のほとんどはUV-Aなので、部屋の中にいる間はUV-B対策をする必要はありません。
そのため、時と場所に合わせて使い分ける必要があります。
「基本的には室内ですごすけど、ベランダやちょっとした買い物に出かけることもある」くらいの普段使いなら、低SPFでPA+~++くらいの日焼け止めでじゅうぶんです。
「そもそも、室内で日焼け止めって必要なの?」 ←必要です
ずっと室内で過ごす場合でも、日焼け止めは必要です。
理由は、「紫外線はガラスを通り抜けて来るから」です。
上でもご紹介しましたが、私たちの肌に届く紫外線にはUV-A・UV-Bという2種類があります。
UV-Bはガラスを通り抜けられないので、室内にいれば浴びることはありません。
でも、UV-Aはガラスを通り抜けて肌に届きます。
UV-Aの影響はすぐには感じられないので、浴びている実感があまりありません。
でも肌の奥ではダメージが蓄積されていて、ある日突然、鏡を見て「あれっ……!?」となります……。
紫外線の影響に気づいてからでは遅いので、室内にいるときもしっかりとUV対策しましょう。
また、
- 曇りや雨の日
- 夏以外の季節
たしかに、夏とくらべたら浴びる紫外線の量は減ります。
でも、ゼロではありません。
雨の日でも、晴れの日の30%くらいの紫外線が降り注いでいます。
また、秋冬の紫外線の90%くらいはUV-Aです。
上でご紹介したように、UV-Aの影響はすぐには出ないので、気づいてからでは手遅れになります。
一年中どこにいても油断せず、しっかりとUV対策しましょう。
※夜は必要ないので、日が沈んだら肌をしっかりと休ませましょう。
まとめ
以上、肌に優しくてテレワークや普段使いにぴったりのおすすめ日焼け止めをご紹介しました。
テレワークなどで自宅ですごす時間がほとんどのときでも、日焼け止め対策は必要です。
室内にいるときに浴びるUV-Bという紫外線の影響は、すぐには出ません。
でも、肌の奥ではダメージが蓄積されます。
そのため、しっかり対策していないと、ダメージが大きくなってから気づくことになります。
ダメージを受けてからでは遅いので、季節や場所・天気に関係なく、常にしっかりとUV対策しましょう。
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